【毛並みを改善するドックフード】
わんちゃんの毛並みを改善するには、日頃から栄養バランスのとれた食事を与えることが大切です。
栄養バランスがしっかりとれていないと被毛を作るのに必要なタンパク質が不足したり、栄養素が不足して内臓の働きが悪くなったりします。
わんちゃんも人間と同じように日々の食事から摂取した栄養や成分が体を生まれ変わらせます。
毎日の食事に気を遣い、健康な体つくりをしてあげることで、毛並みの改善に繋がります。
①タンパク質が多く含まれたドックフードを選ぶ
毛並み改善には、良質なタンパク質が多く含まれたドッグフードを選びましょう。
わんちゃんの被毛は、主にタンパク質で構成されているので、被毛の原材料となるタンパク質が多く含まれたドックフードが効果的です。
また、タンパク質を選ぶポイントとしては、
・アミノ酸スコアの高い原材料
→鶏肉やラム肉などの動物性タンパク質
わんちゃんが体内で生成できないアミノ酸をより効率的に摂取できます。
・明確な原材料が表記されているもの
→チキンや肉類(ターキー)など
肉類などはどんな動物の肉か不明な原材料表記の場合に品質の悪いタンパク質の場合があるので注意しましょう。
②オメガ3・6脂肪酸の含まれたドックフードを選ぶ
毛並みを良くするドックフードを選ぶときは、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の2種類の必須脂肪酸が配合されているか確認しましょう。
わんちゃんの美しい被毛を生成するのに欠かせない成分ですが、体内で生成できないため、必ずドックフードから摂取することをおすすめします。
必須脂肪酸を摂取することで、毛並みの改善だけではなく、健康な皮膚のサポートや繁殖、免疫、発育機能の向上にも効果が期待できます。
ドックフードを選ぶ際は、成分表にオメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸の表記があるか確認してみてください。
③なるべく添加物を避ける
人工添加物を過剰に摂取してしまうと、わんちゃんの胃や腸に負担をかけてしまい消化を悪くしてしまいます。
その結果、被毛を作るための栄養吸収を阻害してしまうので、なるべく添加物を避けるのがおすすめです。
避けるべき添加物は、
・甘味料(ソルビトールなど)
原料が良質なものであれば、あえて甘味料を入れる必要はありません。
・着色料(二酸化チタンなど)
→美味しそうに見せるために配合されていますが、色の判別があいまいな犬にとっては必要のないものです。
その他の添加物については、臨床結果で健康上には問題がないと判断されているので、過剰に気にしすぎる心配もありません。